築70年のシェアハウスに20名そこそこの参加者が集い、こたつの上の2つの鍋を、皆で囲みながらの会話は、シェアハウスならではの雰囲気も手伝ってか、非常に居心地のいい時間が流れ、気がつけば日付も変わり、夜遅くまでお邪魔させてもらいました。
そこでの感想や気づきを書いてみようと思います。
そこでの感想や気づきを書いてみようと思います。
■京都移住茶論
移住茶論は「京都への移住」をテーマに集まる人と人がつながる事で、暮らしがちょっぴり豊かになるような場を目指して、試験的な0回目をへて本格的にはじめる事になりました。スクリプトがないのでよく分からないけれど、京都移住計画と茶論の簡単な説明用のスライドをupしておきます。
京都移住茶論 from Atsushi Tamura
参加者は計22名で、内訳としては、
Iターン者:12名
Uターン者:5名
移住希望者:2名
その他:3名
年齢層は20代後半から30代中盤までが中心の集まりになり、UターンやIターンといった自分の意思で京都で暮らす人もいれば、会社などの都合で転勤してきた人もいれば、京都に昔から暮らし続けて一歩も出たこともない人もいました。
お鍋を食べて腹ごしらえができてから、それぞれの自己紹介 |
その場に集う人々がどんな想いで、この土地で暮らしているのかをシェアする事で、京都への愛着が深まったり、一緒に暮らす仲間という意識が少しばかり生まれたように思います。
参加者の声で印象的だったのは、
「京都に暮らす友人に、移住することを後押ししてもらった」
「京都で暮らすアウトラインが描けることで移住しやすくなる」
というような、京都でのつながりがあったり、暮らしがイメージできたりすると、移住ということに具体的かつ前向きに考えられる人が増える。
そういう人が一人でも増える機会を、移住茶論では創り出していければ面白い。
そういう人が一人でも増える機会を、移住茶論では創り出していければ面白い。
その他にも「京都で暮らす」という事に対して、アンテナの感度が高い参加者が多く、京都での暮らしのいい点やわるい点もひっくるめて、どう暮らしていくのか、何を大事にして暮らしているのか、という価値観の交換をすることによって、京都の暮らしの多様性に気づく場面もありました。
そういった多様性が、きっと暮らしの豊かさにも繋がる。
そういった多様性が、きっと暮らしの豊かさにも繋がる。
何やら固い事を書いてしまったけれど、少なくとも京都へ移住したひと達が移住してきて良かったな、と思えるような場であったり、移住しようと思う人がもっと具体的に考えられたりする場に育っていけばいいと思います。
「どうして移住してきたの?(移住しようと思ってるの?)」
という問いからお互いを知る時間を通じて、繋がりができてゆく
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■恩送り
僕自身も今年の春に京都に帰ってくるまでの1年間で、何度も東京から京都に足を運び、京都で暮らすことのイメージや人のつながりができて「おそらく何とかなる」という感覚を信じて、京都で暮らすことになりました。そう信じれた根拠は、やはり人のつながりに他ならない。
仕事を探していることを伝えると、仕事を紹介してくれたし、どこに住むかということも相談にのってもらえた。自分のしたいことを発信すると、それを広めてくれたり繋げてくれる人がいる。
そういう安心感がある地域やコミュニティがあると移住しやすくなるし、何より生き易い。
それらのお世話になったひとやコミュニティに対しての恩返しをするのもいいけれど、その恩を次の人へ渡すようなこと。そういう正の連鎖をつくっていきたい。
ちょうど淡路島で出会ったgreenz.jpの兼松さんが、「恩送り」という素敵なことばを使っていたのを思い出した。
僕だけではなく今いるひと達のつながりを大事にしていくことが、次に訪れるひと達を迎え入れる優しさにもなる。
そんな恩送りを京都移住計画を通じてできたらと思う。
■自分の好きな場所で、好きなひと達と、好きなことをする
簡単なことではない気もするけれど、
一人ではできないことを、皆とならできる。
一人ではできないことを、皆とならできる。
そう信じて次回も開催したいと思える素敵な夜でした。
追記:美味しいお鍋を準備してくれた田代さんをはじめ準備に関わってくれた人に感謝
次回は1月開催予定。興味ある方はfacebookをご覧ください。
場所の提供や手伝ってくれる方も随時募集中。
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