2012/07/07

2012年の抱負を忘れてる人への処方箋

7月になり早いもので2012年も半分が過ぎました。
京都は祇園囃子の音が賑やかな夜になりました。


こういうタイミングで半年を振り返り、次の半年へ向けて新たなチャレンジをしていこうと気持ちを切り替えている方は多くいますが、


そもそも今年の抱負は覚えているでしょうか?


ばっちり覚えてる!って方は案外少ないのではないでしょうか?

そういえば○○って目標立ててたなーって事に今更気づくいている人で、その目標を達成している人ってどれだけいるんでしょうか。

今回のエントリーは、できていない自分を棚に上げて、半年後に同じ様な状況にならない為の処方箋にしてもらえると幸いです。



1時間後には半分しか覚えてない。


信じられないかもしれませんが、人間が覚える事ができる量というのは自然の状態だとこれ位らしいです。


20分後には42%を忘却し、58%を覚えていた。


1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。


1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。

この図からも分かる通り、我々がいかに忘れる生き物かという事が証明されています。



ゴールの場所を忘れたランナー


では抱負を忘れる事ってそんなにネガティブな事なのか?


もちろん忘れたから誰かに怒られるわけではないと思います。ちょっぴり自己嫌悪になるくらいでしょうか。


だけど、○○を目指すぞ、とか○○になりたい、と想い描いた抱負や目標みたいなものが忘れていたとしたら、おそらく実現する可能性は低いのではないでしょうか。


なぜなら、それはゴール(目標)の場所を忘れたランナーのようなものだからです。よほど簡単なコースでない限りゴールに辿りつけるわけありません。



抱負を忘れない3つの方法


人間は忘れる生き物ですが、それで思考回路をストップさせるのではなく、どうしていくかを考えて行動する事が大事です。

シンプルですが効果的な3つの方法を紹介します。


①見える化する
・紙に書いていつも見るところに張り出す
・PCや携帯の壁紙にする


②ITツールの利用
・リマインドアプリの活用
・googleカレンダーで毎月リマインドさせる


③声に出す
・多くの人へ自分の抱負や目標を語る


聞きたくない人もいるけれど、そんな事は気にしない。
①②はあくまで「忘れない方法論」ですが、実はこの③が抱負の「実現可能性を高める効力」を発揮します。


なぜなら人に語る事で、その抱負を他の人が知ることで共感が生まれ、その抱負を後押しする人がでてくるかもしれないからです。

「叶う」という字は「口」に「十」と書くことから、自分の目標や抱負を十人に口にする事が大事だといわれる個人的には好きな言葉です。



1時間以内に行動してください


そんな感じで2012年の抱負の定点観測をしてみて、忘れてしまっている方は、忘れない為の行動をしてみてはいかがでしょうか?



自分の頭に全部詰め込む事は、必ず忘れるリスクを伴うので、その他の具体的な方法論の著書を紹介します。ちょっと古いですが参考になると思います。